959人が本棚に入れています
本棚に追加
*****side蒼
おちた、この女。
俺の体に覆い被さってる。
いったい誰なんだ?
「蒼平気?」
チラッとそちらに目をやって。
くいっと顎で示す。
「はいはい、了解です」
苦笑しながらも、軽く肩をならしている。
「僕はどれくらいやればいいですか?」
「俺半分は欲しいね~」
「じゃ、よろしくお願いします」
結局半分か。
「っ、一旦逃げるぞ」
リーダーらしきやつが指示を出すももう遅い。
この先は突き当たり。
逃げるにはこいつらを抜けるしかない。
「おーっと、逃がさねーよ~?」
「僕から逃げられると思わないでね?」
こいつら楽しんでやがる。
最初のコメントを投稿しよう!