Cherry 18

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でも、俺が海翔だとわかると、下宿も交際も返事はノー。葉月のおじさんのことだ、断られるのは想定内。 でも俺は… 諦めないよ。 反対されても、諦めるわけがない。 俺には… 美優しかいないんだから。 書斎を飛び出した俺達。 離れでコッソリ抱き合う。 美優を抱き締めると、甘い匂いがした。美優の柔らかな髪、俺がずっと触れたかった美優の唇… 唇を塞ぐと… 美優の瞳が潤んだ。 大粒の涙が… 頬に零れ落ちる。 大好きな美優… やっと… 逢えたな。 「俺はお前を抱き締めたくて、日本に戻って来たんだ」 「…ばか」
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