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も、……もしかして私のこと？
え、あ、ど、どうしよ……。
「仕事カンケーの人。
建築士」
「……」
あら、……そう。
ちょっと肩すかしくらった気分。
「つきあわないの？」
「片想い」
「……ふーん」
なんかこれ以上深く追究しちゃいけないような気に勝手になって、その話題はそこでストップした。
ふーん。
……ふーーーーん。
いるんだ、そういう人が。
片想い。
……片想いか。
なんか、全く時峰には似合わない響き。
あんな卑猥なセックスする時峰から、そんな爽やかな言葉、全く想像できないわ。
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