4604人が本棚に入れています
本棚に追加
「ぶはっ!」
時峰はバッと顔を逸らし、笑い出した。
「あははは。
センセ、目、見開き過ぎ!」
「……。
からかうにも程があるわよ」
ホント、心臓に悪い男だ。
「ごめんて。
しないよ、キスは。
マジで」
「……」
ああ。
やっぱり。
キスしないのは彼の遊びのポリシーなのか。
「もしホントに俺のこと好きになったら言ってね、センセ」
いつものにっこり笑顔で言う時峰。
「ならないわよ!」
っとにもう。
「そうなったら金輪際会わないから」
最初のコメントを投稿しよう!