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時峰の言葉から、行動から、ちゃんと私への好意が伝わっている。
100%じゃなくても、50%に満たないとしても、つきあうまで気持ちがいってなかったとしても、時峰は多分私を手放さない。
好きだと気持ちを伝えても、彼氏と別れたことを言っても、多分受け止めてくれるはず。
多分、多分、多分、多分……。
この言葉にしがみつく。
決心が揺らがないように。
前の恋愛が忘れられないのなら、私が時間をかけて忘れさせるから。
私はそこまで思えるほど、時峰のことで頭がいっぱいになっていた。
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