Chapter 1

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そんなお義母さんに香織が 「何でお母さんが、照るのよ~。」 「いいじゃない!あんな必死な小田切さん見たのは、私だけだからね!」 勝ち誇って、香織を見下ろす。 「なっ!何、優越感に浸って~!」 香織の突っ込みも気にした様子もなく、 「もう本当に手間の掛かる子ですけど、これからも末永く宜しくお願いしますね~!」 ニコニコしながら話す、お義母さんの台詞に 「なっ!末永く!」 事情を知らない香織は、驚いていた。 「香織は気にしなくていいんだよ…俺がお義母さんに、頼んだ事だから。」 「え…頼んだ?末永く?」 薬の影響もあるだろうし、考えさせると疲れさせるだけだな。 「香織…少し寝なよ。」 手を握って、そう言うと。 「3日も爆睡したのにぃ~。」 また唇を突き出して、拗ねる。 お義母さんが居なかったら確実に、そのさくらんぼの唇を食べてるよな…。 危ない…危ない。
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