Chapter 1

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香織の作ったご飯を食べながら、ビールを一口飲む。 「だって、香織がマンションに居るの2ヶ月ぶりだからさぁ~。あぁ!生きてるって感動しちゃったんだよ!」 「う~!それは嬉しいけど…。」 目を泳がせて、モジモジする香織に 「嫌…だった?」 「い…嫌じゃないよ…照れ臭いだけ…。」 まだ、照れるのか! 「香織…俺たち、もう夫婦だよ?」 ジ~ン…『夫婦』二文字に感動してしまう。 「きゃ!そうだけど、それとこれは別ぅ~!」 えっ!別なんだっ! 思わず 「えっ!2ヶ月もお預け食らってるのに!」 「なっ、何を!」 真っ赤になって、聞き返してきた。 香織…墓穴掘るタイプだよな…。 「聞きたい…?したい…?」 そう言うと、更に赤くなり 「志信の意地悪~!」 ヤバい!楽し過ぎる! 「はははっ!冗談だよ!」 「もう~!あっ!志信のご両親から荷物と…お祝いが届いたよ。」 荷物に入ってたメモを渡される。 「両親から…。」
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