Chapter 1

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うわぁ~! やっぱり、納得してなかったか…確かに今回の入籍は、俺の一存だった。 香織のご両親も最初は驚いたけど、お義母さんが取り乱した時の俺の気持ちを汲んでくれ 『香織を宜しくお願いします。』 退院の日に、頭まで下げてくれた。 「納得して貰ったよ…全部俺の我が儘だから。」 『本当よ!』 光花の時は、両親に会わせる事が出来なかったし、放任なところがあるから、その時の出来事も詳しくは、知らない。  だから、俺の不安を理解はしてないだろう…。 「お互い、安心したかったんだよ。とにかくまた香織と、そっちに行くから予定教えて貰えるかな?」 『あら、そう!いつでもいいわよ!でも余り呑ませちゃ可哀想よね…。』 だから、何で基準がそこなの! 「また、行く時に連絡するから!じゃあ、有り難うね!」 『はい、は~い!』 母さんは、ご機嫌で電話を切った。
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