Chapter 1

23/27
前へ
/246ページ
次へ
「志信…ごめんね!有り難う!」 「香織…もう…離れないで…。」 俺は香織の顔を引寄せ、唇を重ねた。 「志…ん…。」 香織の柔らかな唇を軽く、何度も挟む。 「はぁ…。」 君の吐息に、クラクラする。 「香…織…。」 強く押し当てて、口を割って舌を挿れて…絡め取る。 「んん!ふぅ…。」  もっと、喘がせたい…君が俺に触れてる証。 口の中の上側を舌先で、なぞる度に香織の身体ビクビクと反応してるのが分かる。 「はぁ…香織…。」 「志…信…。」 瞳を潤ませ、頬が上気していて悩ましい。 香織の身体をソファーの背凭れに寄り掛からせると、首が反り顔が上向きになったところを覆い被さる。 「ふぅん…んん…。」 絡み合わせる度に、クチュと鳴る舌の感触が気持ち良い…。
/246ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1169人が本棚に入れています
本棚に追加