ルークス

夏休みの宿題

部屋に 学校から持ち帰った大量の荷物を置いて、着替えようとしたら

｢ゴハン～
チャーハン作ったよ。
さぁ、食べるよ。｣
やっぱり
アパートの廊下から、いい匂いしてたもんな。
母さんのチャーハンは、世界一ウマイし。

｢すぐ行く～｣
着替えを後にして、直ぐに机に向かった。

｢お疲れさん。
一学期は、イマイチだったけど休まずに毎日通った。
それだけは、誉められるね。
アンタの好きなチャーハン作ったから、いっぱい食べな♪｣
もう中学生なのに 小さな子供扱いだし。
でも チャーハンは、かなり嬉しい。