497人が本棚に入れています
本棚に追加
けれどここまで言って止められるワケない。
顔を真っ赤にしてる倉田のぷよぷよした頬を両手で包む。
「…美穂…今度はちゃんと目、閉じろよ?」
かーっ。
俺ってば、なんてキザなセリフ吐いてんの?
けれど真っ赤な顔のお月様…じゃなくて。
真っ赤な顔の彼女はそっと目を閉じる。
…いただきます。
心で小さく呟いて、俺はゆっくりと彼女の唇を塞いだ。
くうっ…。
ヤバい、止まんないんですけど。
優しく触れたはずの唇が、触れれば触れるほど俺の欲望に火をつける。
自然と絡み合う舌の感覚と、それを必死に受け止める彼女が可愛くて可愛くてたまらない。
マジヤバイ。
このままここで押し倒したくなって来た。
最初のコメントを投稿しよう!