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こんな短時間で3品くらいのつまみが並べてあるのに感心しつつ、倉田を引き寄せ俺の膝の上に座らせる。
「あの…部長…重いと思うんですが…」
戸惑う倉田を後ろから抱きしめたところで、俺の本性炸裂。
「ダメ。これからはここがお前の定位置だから」
「はぁ…?」
「俺ね、ホントはすっげー甘えただから。
ずっと触れてないと嫌なの。だからふたりでいる時は、俺から絶対離れるな」
俺の言葉にキョトンとしていた彼女は、やがて小さく吹き出して。
「普段のクールな藤森部長とは思えない発言ですね」
「うるせー…お前といる時は部長じゃねーもん。
ふたりの時は、隼人って呼ぶこと。
部長って言うたびにキスマークつけてやるからな」
「はぁぁぁ??」
俺の豹変に驚きながらも顔を真っ赤にした彼女のほっぺに、繰り返しキス。
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