498人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「太田の時、美穂を守ってくれたから部長なら美穂を任せられるって信じてたのに…。
やっぱり美穂が言うように、部長って最低な男なんですね。
そんなコロコロ気持ちが変わるなんて、ホント最低」
「…あっそ。
それってつまり、柏木も本当は最初から俺って人間を信じてくれてなかったって事じゃねーの?」
「開き直るんですか?」
「どうとでも受け止めてくれて結構」
静かに言い合いする俺と柏木を、智也が止めた。
「二人がここで言い合いしたってどうにもならねーだろ?
梓もちょっと言い過ぎだし、隼人も開き直ってねーで、ちゃんと倉田さんに本当の事話せよ」
…そんな事…
言われなくったって分かってるよ…。
最初のコメントを投稿しよう!