第1話

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「きずぐすり、オレンのみ、モンスターボール・・・・・・ともにOK。よし。準備完了。」 十才前後の少年が小さな青いバックの中に手を突っ込んで中身を確認していた。 ここはヒュッタシティ。周りを森に囲まれた小さな町だ。特にこれといった有名なところはないがしいて言うなら木の実が盛んだと言うとこだろうか。 「グラン。忘れ物はない?」 母親らしき女性の声が少年、グランの耳に入る。グランは鬱陶しそうに答える。 「大丈夫だよ。さっき確認したんだもん。なぁスコルピ。」
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