第2話 一花side

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彼はカーテンを引いてある窓の方を見つめた。 もう少しで夜明けなんだろう… 少しの沈黙の後、 彼は私の方を向き正座をした。 「俺と付き合って下さい。」 そういって右手を私に向けた。 私は嬉しくて嬉しくて涙が出そうだった。 そして、彼の手を両手で握る。 「よろしくお願いします。」 それが私の答え。 これから、どんな困難が待ち受けていようとも私はきっと大丈夫。 彼がそばにいてくれるから。
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