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ーミオー
「ここ…は?」
さっきは学校にいたはずなのに…
「ここは月の空間です」
「…誰」
「私は月の女神、アルテミスです」
「女神…?」
「はい」
えぇぇぇぇ?
「まあ私は女神ですが、あまりそう呼んでほしくないですね…あくまで私は貴女の使い魔ですので」
「え、えと…じゃあ…契約を?」
「はい。手を出して下さい」
「うん…」
そう言われて右手を出して、それを握るアルテミス
「では…はい、これで契約完了です」
「もう…?」
「はい、貴女の右手に印があるはずです。私の加護で、貴女に月の属性が新しく付きます。それと中級の魔法なら反射するようになります」
つ、強いね…
「それではそろそろ帰りましょう」
「あ…うん…」
「ちなみに時間は心配いりませんよ?ここの空間の時間は、向こうよりも速く、ほとんど時間はたっていませんから」
「そうなの…?」
「えぇ、では帰しますね?必要なときに、名前を呼んで下さい」
「うん…!よろしく…」
「えぇ、よろしくお願いします。それでは」
そう言うと、私の目の前が真っ暗になった…
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