いざ!!学園へ!!~勇者パート~

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ー竜太ー 時は遡って、美緒利がギルドに着いた頃 「おぉ…君が勇者召喚で召喚された勇者か?私はここ、マルセチウム国の王、イメル=オブ=マルセチウムという」 ちなみに美緒利もマルセチウムに居ますよ~ 「は、はい!!瀧澤竜太と言います!!」 「タキザワリョウタ?君の世界では、そうゆうふうな名前なのか?」 「え?はい、そうですが?」 「ふむ…君の名はリョウタでいいのかな?」 「はい、そうです」 「では、この世界ではリョウタ=タキザワと名乗りなさい、変な名前と思われるからな」 「は、はぁ…」 「それで、君が召喚された理由は…聞いているか?」 「はい、リリアナさん…娘さんから聞きました…」 「では、問おう。君は、闘いを知っているか?」 「はい、大勢で相手の命を奪う…そんな野蛮なこと…ですよね…」 「いや、もっとはっきり言おう。『例え誰が相手でも、殺すことは出来るか?』」 「それは…」 僕は闘いとは無縁の世界で暮らしてきた…でも助けられるなら、例え敵でも…助けたい… 「僕には…無理です…」 「そうか…」 そういって溜め息を吐くイメルさん なんか…こうなると思った…とか、面倒事が増えた…って顔してる… 「では君には戦闘を知ってもらうことから始めるか…」
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