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「それよりタキザワ君~」
「はい?」
「帝にならない?」
「え?帝って何ですか?」
「簡単に言うと国の強い魔法使いの集まりだね~そこに聖帝として入らないかなって。ってか入れ」
「え?え?」
「はい決定~パチパチ~」
こうして(ただ魔力が高いだけの)新たな帝が誕生した
「えぇ~…」
ー天使の翼ー
「はいこれギルドカードね。なくさないでね」
「はぁ…」
渡されたカードには僕の名前、聖帝の文字。そして『聖なる守護神』という二つ名?が書かれていた
「それじゃリョウタさん、帰りましょう」ダキ
「うわっ!!いきなり腕に抱きつかないでよ…」
「いいじゃないですか♪」
はぁ…まあいいか…
そして帰ろうと扉に手をかけると、
「おい兄ちゃん」
「何です…ぐはっ…!!」
ダーン
いきなり殴られました…
「な、何を…」
「何をじゃねぇ!!こんな昼からイチャイチャしやがって…リア充は滅ぶべき!!」
リア充?
そういえば美緒利も「近づくなリア充」とか言ってたけど何なんだろ?
「リョウタさん!?」
「僕は大丈夫だよ」
「ならもう一発…!!」
くっ…!!…あれ?動きが…遅い?
これなら簡単に避けられる!!
「なっ!!」
「今だ!!逃げるよ!!」
「え?ちょ//」
そう言うと僕はリリアナさんを抱き抱えた
「(こ、これってお姫様抱っこ…//わ、私は姫だけど…はわわ//)」
やばっ!!リリアナさん顔真っ赤だ!?強く抱きすぎたかな…ごめんなさい!!
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