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「ほっとけ、それよりディン、今日はどうした?」
「あぁ、ここに知り合いが捕まって連れてこられたみたいでな、返してもらおうと」
「は?なんのこと…だ…」
魔王フリーズ
「マオ?どうした?」
「ディン…その…後ろの阿修羅はなんなんだ?」
「は?阿修羅ってなんだよ…ってミオリ?」
ん?何かな?私は満面の笑みで仁王立ちしているだけだけど?
「魔王さん?今すぐミオを返して下さいな?命は…惜しいよね…」
「えーと、とりあえず話が見えないんだが…」
どうゆうこと?
「えとな、さっきマオの大臣ゆうやつがな、お前の為に魔力が多い人間を捕まえてるみたいでな、それでミオリ…俺のマスターの義妹が捕まったんだ」
「大臣…あいつか…なるほどな、最近妙な動きばかりしていると思ったら…急ぐぞ、多分あいつは地下にいる。急がないと、あんたの妹になにするか分からないぞ」
「それを早く言ってよ!!」
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