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「そういや、妙な動きってなんだ?」
走って移動しながら会話なう。結構疲れるよね~
「ん~なんか、俺が魔王を任せられる前なんだが、先代の魔王は、邪神って奴と一緒に常に居たそうだ。んで、その邪神ってのが、人間を滅ぼすとかなんとかほざいてな、実際行動に移したそうだ」
な、ナンダッテー(棒)
別に驚かないけど
「だが、人間の…なんだっけ?勇者とかいうのに封印されたんだと。んで、その大臣いうのが、その邪神のことをしつこく聞いてきたり、その邪神の資料とか見せてくれって言ってきたり…なんか企んでる顔してたんだよな~。それに、飼ってた魔物を人間に殺されたとかで恨んでるって聞いたしな」
つまり、その大臣は人間を恨んでいて、滅ぼす為に邪神を復活、その時に大量の魔力が必要で、ミオをさらって贄にしようと…そんなとこかな?………………………………殺す…
「ってか地下ってまだなのか?」
「ん?すぐそこだぞ?」
気が付いたらそこそこ広い部屋で、地下に通ずる階段があった
「よーし、早速いこ~…ってうわっ」
「おっと…大丈夫か?」
あはは、自分の足につまずいてこけかけちゃった
「大丈夫だよ~マオありがとう~」
「ならよかった…あ…やべ…」
「?どした?」
「あ、いや、ナンデモナイ」
ま、いいや、美緒利、行きまーす!!
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