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しばし戸惑った美穂が口を開く。
「あのね…
私、太田の一件で男性に触れられなくなった時…あの頃は、こんなに太ってなかったんです…。
その頃って…これでも結構男の人から可愛いとか言われる事多かったから…。
またあの頃の体型に戻れば、隼人さんと一緒にいても釣りあわないとか…少しでも言われなくなるのかなって思って。
それで…痩せてみようかなって…」
モジモジしながら言う美穂に聞いてみた。
「もしかして、男に触れられないように故意に太ったって事?」
「…はい…」
…なるほどね…
「でもそれは無駄な努力だったな。
どんだけ太ってたって俺はお前が可愛いし、もっと触れたい」
「えへへ…」
顔を赤くして照れてる美穂に俺の理性崩壊。
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