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疑問を感じながらも電話を取る。
「はい、藤森です」
『初めまして、わたくし、A+LIVE株式会社の周防と申します。
実は近々、大型ショッピングサイトに新規でネットショップをオープンしたいと思っておりまして…。
ぜひ、藤森さんの会社にお願いしたいと思ってお電話させて頂きました』
「それはどうもありがとうございます。
新規開店のショップの商材は何でしょうか？」
『貴社と同じレディースショップなのですが…。
明日にでも貴社にお伺い致しますので、打ち合わせのお時間を頂けますでしょうか？』
「はい…。
ですが大変申し訳ありませんが、新規の場合は営業部に一度お話し頂いて、ご予算等のご相談をされてからこちらのデザイン部でお請けする流れとなっておりますので…。
このお電話を営業部に転送致しますので、そちらとまずはアポイントをお願い出来ますでしょうか？」
『…そうですか…。
それは大変失礼致しました。それではよろしくお願い致します』
「はい、では少々お待ち下さい」
通話を保留して、営業部へとその電話を転送。
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