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彼女は俺の方に歩いて来て、俺の格好を見ると
「エリセンド!
何ですかその格好は今日はフォーマルなパーティーと言っておいたはずでしょう…」
そう言って彼女は顔を歪ませた
俺はこんなパーティーなどというお堅い物は好きじゃねぇ…だから、
「別に関係ねぇだろ、どうせ出て行くんだ」
そう言い残し、途中で俺に寄ってくる女共を振り払いさっさと家を後にした
俺は特に行く所もなかった、だからとりあえず森の方へ行くことにした
ちょうど森の中央にある泉に歩いてきた時のことだった
俺の頭上が急に光だしたのだった
何だ?…そう思い見上げたその時のことだった
光の中から1人の少女が現れたのだ
俺は、急なことに固まり、そして、その少女の美しさに見とれていた
自分の上に少女が落ちてくるであろうということも忘れて…。
ドスッ
少女が落ちてくる!!
そう気づいた時にはもう遅かった…
エリセンドは、少女の下敷きとなってしまっていた
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