第二章

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彼女は俺の方に歩いて来て、俺の格好を見ると 「エリセンド!  何ですかその格好は今日はフォーマルなパーティーと言っておいたはずでしょう…」 そう言って彼女は顔を歪ませた 俺はこんなパーティーなどというお堅い物は好きじゃねぇ…だから、 「別に関係ねぇだろ、どうせ出て行くんだ」 そう言い残し、途中で俺に寄ってくる女共を振り払いさっさと家を後にした    俺は特に行く所もなかった、だからとりあえず森の方へ行くことにした ちょうど森の中央にある泉に歩いてきた時のことだった 俺の頭上が急に光だしたのだった 何だ?…そう思い見上げたその時のことだった 光の中から1人の少女が現れたのだ 俺は、急なことに固まり、そして、その少女の美しさに見とれていた 自分の上に少女が落ちてくるであろうということも忘れて…。 ドスッ 少女が落ちてくる!! そう気づいた時にはもう遅かった… エリセンドは、少女の下敷きとなってしまっていた
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