第二章

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すると、その女は困惑したような顔をして 「失礼ですね!私は頭はいたって正常ですっ!それに、私には北山雛乃って名前があるんです」 「それに、日本は日本です!メルヘン帝国ってどこですか!?そんな名前初めて聞きましたけど」 「メルテール帝国だっ!!」 この女はどうやらアホらしい、どうやったらメルテールがメルヘンに聞こえるんだ… メルテール帝国なんて私が知るかぎり世界には無かった筈だ… 私は国の名前を間違えてしまったみたいで鋭いツッコミを入れられてしまった そして私は、彼を再び目に入れた 彼の髪の毛歯ブロンドで、私の黒と茶色が混ざった髪の毛よりとても美しく 顔なんてとても美形出、街なんて歩い手たら誰もが立ち止まり振り返るだろう その上、彼の後ろにある満月と並んでとても絵になる そう言えば、私、彼の名前知らないや… そう思って彼に尋ねてみると、彼は少し戸惑いながら、エリセンドだとそう答えてくれた
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