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まっ、いっか!
私は上機嫌で私の取った番号の席に座る。
前の女子は決まってないな。
隣の男子は誰かな~
顔を右に向けると、朝校長が話してたときにたっていた見知らぬ男子がいた。
暑さやら何やらでこの人の存在を忘れてた。
え~と・・・
さっきよりは距離が近いのでよく顔が見える。
もしかしたら、誰かがイメチェンしたのかもしれない。
じろじろと顔を見るが、いや傍から見ればオタクをにらみつけている女子の図にしか見えないだろう。
あんまり使わない頭を使い額にしわを作っている事は間違いないと思う。
う~ん・・・だれだぁ~
分からない。
「あっ!優奈だ~!!」
名前を呼ばれたので、声がした方向に顔を向けるとそこには私の親友、高橋夏希
がいた。
「夏希ぃ!!」
嬉しい!夏希の後ろだ!
夏希は私が1年のころ同じ係りをやってそのままなんとなく仲良くなった感じだ。
そのまま親友にまで上り詰めた。
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