第一章

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墨と筆を入手した瑠乃は 街外れの甘味処へ 足を運んだ。 瑠「おにーさーん! みたらし団子とお汁粉、 餡蜜に大福三つずつー!」 「はいよ!」 瑠乃は決して誰かと 来てるわけではない。 ただ、甘味がだいすきで その胃袋は化け物並みだ。 そんな瑠乃と背中合わせに なるように座った男が二人。 瑠乃は特に驚いた様子もなく 二人に声をかける。
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