第一章

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瑠「楽しみだねぇ これでボクの能力が 試される…」 くすくすと瑠乃は笑ったが 二人は慌てて瑠乃の正面へと 移動した。 「何呑気なこと言ってんのさ?! 瑠乃、もう十分だ だから戻ってきて」 瑠乃の肩を掴んで 説得を始める男は 長州藩の吉田稔麿。 「君…馬鹿にもほどがある…!」 小さく怒鳴るこの男は 土佐藩の岡田以蔵。 そして… 瑠「大丈夫だよ… ボクを…あたしを 誰だと思ってるの? あの高杉晋作の妹… 高杉志乃なんだよ」 壬生浪士組…否 長州藩、高杉晋作の実妹 高杉志乃
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