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志『玄瑞……ッ!』
火に構わず玄瑞の元へ行こうとした瞬間
玄瑞がいつものように優しく微笑んで
こちらを見た。
玄『志乃ちゃん…
《来世というものを信じますか?》』
志『え……』
最期にもう一度微笑んで、
玄瑞は…刀を、首に当て滑らせた。
刹那、玄瑞の体は力なく倒れ落ち、
そして建物も、崩れた
志『い、嫌あああああああ!!
玄瑞ッ……玄瑞ッ!!』
元治元年7月19日
久坂玄瑞 自刃し死亡
享年25
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