107人が本棚に入れています
本棚に追加
第五章、志乃と長州、以蔵たちのシーン
晋「あいつ、壬生狼の奴らが好きなんだと思う
幕府の狗の壬生狼じゃなく、
ただの人間として。」
稔「だろうね…
たまに一緒にいるとこ見かけるけど、
演技じゃなく、凄く楽しそうだった」
晋「あぁ…
癪だが、壬生狼の奴らなら……
きっとあいつも幸せになれる」
稔「…志乃は、晋作がいるから…
幸せになれるんだと思う
晋作がいないなら…」
稔「……ッ………」
晋「稔麿……」
晋「稔麿」
晋「俺が死んだら…
あいつには長州に帰ったと」
稔「バッカじゃない?!
何が死んだら?!何で死ぬって決めつけんの?!
あんたは病なんかで死ぬ奴じゃないだろ!!
何弱気になってんだよ!!
どんなときも諦めずに戦うのが高杉晋作だろ?!
生き抜けよ!!
生き抜いてみせろよ!!
…僕より先死んだら許さないから」
晋「いや逆だろ」
稔「煩い
とにかく…絶対に死なないでよ」
晋「…無茶言うなよ」
「カット!OKです!」
志「ちょ、ま、大福甘い!
お茶!お茶ちょーだい!」
以「ほらよ」
志「……ぷはぁっ!
助かったぁ!」
稔「けほっ、僕にもお茶頂戴
叫んだとき喉痛めちゃった」
玄「あ、私のど飴持ってますよ、どうぞ」
稔「ありがと」
晋「てか岡田!
お前本気で殴ったろ!
しかも痛いって本音だろ!!」
以「おう」
九「玄瑞、俺にも1つくれないか」
玄「はいどうぞ」
以「あ、俺にも
声作んの大変で痛めた」
玄「どうぞ」
以「さんきゅー」
志「てかカメラ」
「ぎゃああああああ!い、いぞっ、やめ!」
志「oh デジャヴ……」
プツ...
最初のコメントを投稿しよう!