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文久3年9月12日
ある屋敷に血濡れの男と
女が一人ずつ。
何も持っていない男に対し、
血を纏っている刀を持つ女…
「貴様…っ!
壬生浪士組には
手出しはさせぬ!」
「煩いよぉ♪
死にぞこないサン…!」
ザシュッ
「ぐぁっ…」
「さようなら
壬生浪士組筆頭局長…芹沢鴨」
女は芹沢鴨という男の
心臓に刀を突き刺した。
「おい瑠乃!
さっさと行くぞ!!」
瑠「はぁい♪」
瑠乃と呼ばれた女は
刀についた血を払い
鞘に納めその場を去った。
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