第13話

12/30
前へ
/30ページ
次へ
類が言うとおり マリアが死んでいてくれたら ノアも僕もどれだけ救われただろう――。 だけど悪魔は巣食っている。 まだあの屋敷の奥深く。 そしてかわいそうなノアの心を支配して。 日が暮れて。 「お先に失礼します」 「お疲れ様」 美奈子が僕の部屋をのぞいて帰ってく。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

63人が本棚に入れています
本棚に追加