第13話

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僕は音をたてないように細心の注意を払い 部屋に忍び込んだ。 中から扉を閉ざしてしまうと。 ポケットのナイフを握ったまま 僕はゆっくりベッドに近づいて行った。 先日は開かれる事のなかった薄いヴェール。 息を止めてそっと手をかける。
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