第13話

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翌日――。 「先生、予約なしでお客さんですけど」 美奈子に連れられて カウンセリング・ルームに現れたのは 「先生、ごきげんよう」 ――類だった。 「いいですか?」 「どうぞ。どうせ暇なんだ」 頭を下げ、僕の前に座る。 「それで――具合いはどう?」 不定愁訴。 ノアもマリアもそう言った。
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