第14話

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「先生、おはようございます」 「ああ、おはよ」 「今日は早いんですね?」 「君はいつもギリギリだね」 あの日からも――。 僕は何事もなかったように 聖ロザリー学園のカウンセリングルームに腰をおろしている。 「相変わらずですね」 予定表を見て美奈子は溜息をつく。
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