第14話

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資格も経験もないカウンセラー。 おまけに学園の嫌われ者。 通ってくる生徒なんてほとんどいない。 「――いいんだよ、それで」 約一名。 彼を除いては――。 花瓶に活けられた色とりどりのコスモスを僕は愛でる。 指先で柔らかく愛撫するように。
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