2人が本棚に入れています
本棚に追加
叫び声、悲鳴があちらこちらから聞こえてくる戦場。
僕の名前はシルク、兵士の1人だ。
僕は何故か敵の大将の前に立っている。
もちろん僕1人だけじゃない。
隣には仲間がいる。
正確には味方だ。
同じ学園の一番強いといわれているラグスがいる。こんなに心強いことはないだろう。
しかしラグスからは汗と血が流れ落ちる。
僕も怪我を多数している。
相手は無傷で汗も出てない。
正直勝てない。
ここまで来れたのも奇跡みたいなものだ。
敵の数のほうが多く、城という最強の守りも突破して今ここにいる。
相手は笑みを浮かべている。
「よくきたなラグスと誰だ?」
相手は左手で顎を撫でて考える素振りを見せるが分からないのだろう。
当然だ僕は1生徒に過ぎないのだから。
「まあ学生にしてはよくやっただが終わりだ。」
最初のコメントを投稿しよう!