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確かに頼りのラグスは目立つ怪我をしていないがかなり息が上がっている。
僕は切り傷や打撲はあるがやれない訳ではない。
相手はかなりの剣の使い手らしい学生の自分達では絶望的か?
「まだだ。」
「何!」
「まだだ、まだ終わりじゃない!!」
「私は剣を振るえば剣神と呼ばれていた、その私に勝つと?」
「ああみんなのために勝つ。」
「なら絶望を味わって貰おう!!」
大将が指を鳴らすと絵画の後ろや床から、玉座の後ろから兵士が出てきた。
1、2、3…14人か。
「お前の仲間の戦況は絶望的、そしてお前たちも絶望的な状況だ。諦めて降伏したらどうだ?」
確かに絶望的な状況だ。
降伏したら命は取らないはずだ
、しかし僕達は。
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