第1話

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相手はかなり出来る多分魔将軍だ。 ラグスと二人なら相手は倒せる。 だがラグスは疲れている。 ここで戦って怪我をされたら困る、この後が剣神が相手なのに、いやまず時間がない。 なら僕がすることは…。 「ラグスこれは僕の戦いだ、手出しは無用。」 「しかし君ではアイツには…。」 勝てないの言葉を言わないのは優しさか? 「黙ってふりかえらず先に行け!!…後ろは任せろ。」 「わかった君の名前は?」 「シルク。」 「シルク…わかったシルク死んだら許さないからな!」 兵士はラグスを素通りさせた。 なぜ、僕はラグスに斬りかかって来ると思い走り出そうとしたのになぜ? 「覚悟を決めた奴を無視したら失礼だろう?」 「はは。」 相手は良い性格だ。 敵でなかったら話をしたいと思った。 「さてヤるか、人の子よ。」 「ああ人生最後の大勝負やってやる!!」
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