第1話

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おじちゃんと顔を会わせた、当時の彼氏は、あのときは震えがとまらなかったという。 私を心配して、縁を切るようにと言ってくれた。 そりゃ、おじちゃんの友達より、彼氏のいうことを聞くでしょう。 私が縁を切ったあと、一緒に居酒屋へ行った遊び仲間が、おじちゃんに金を巻き上げられていると聞いた。弁護士になりたいと大学へ通っていたその男の子は、きっと私が会わせたせいで、人生を踏み外しているのかもしれない。 10年くらい経った今、彼は人生を修正できているだろうか。
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