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お前のためなら…
永遠に終わる事のない罰だとしても、俺は受けてやる。
甘い吐息と一緒に吐き出された美穂の苦しみはひとつ残さず全て俺の中に取り込んだ。
お前が…一生俺のそばにいれるように…。
二度と苦しまなくて済むように…。
久しぶりに重なり合った素肌の温もりを感じながら、美穂の心の真ん中に俺の思いの全てを貫いた。
途端に漏れた美穂の甘い声。
思いっきり鳴けよ…。
二度と泣かなくて済むように…。
俺は…全てを捨てたとしてもお前を守ってやる。
だから…今夜は俺の全てを受け止めて。
「美穂…俺の子供…産んでくれる?」
与え続ける刺激に顔を歪めながらコクリと頷いた美穂に、もう一度舌を絡めさせ、俺は全てを彼女の中に注ぎ込んだ。
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