Ⅰ…優等生は狼くん?!

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「大丈夫だ、何も心配することはないよ、このままだとお前の行きたい大学も危ういからな」 「え、覚えてたんですか?!」 「そりゃあ小さい時からの夢なんだろう?」 …そう、小さい時からの夢が 絶対音大に入って… 有名なピアニストになること それが夢で…今まで頑張ってきた 今でも不良だけどピアノはよくやってる ピアノを弾いてる時だけ 自分が忘れられるから… 性に合わないとか…色々言われるけど 母さんは応援してくれる だから… 恩返しに…いつか有名人になって大きなコンサートで 母さんの為に…弾きたい 恥ずかしいけど… 「…まぁ、明日から出来るように調整するから安心してくれ」 「…あ、はい…」
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