Ⅰ…優等生は狼くん?!

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この一言が… 俺の生活を360°変えることになるとはこの時の俺も… 誰も知らなかった ーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーー 「…そう言えば…今日、だったな…」 「半家庭教師が今日から来るんだろう?」 「おわっ…!なんだ…お前か…」 「なんだとはなんだ…ひでぇーなー」 「酷くてさーせん」 「ま、それより…あいつだろ」 「あぁ、あいつだ」 指差す先は いかにも真面目そうな面をしている 藤條…唯(とうじょうゆい) 黒髪で…前髪は隠れて顔はあまり見えない 整った感じの顔立ちそうだが… どうなんだろう 女子の一部からは…意外と顔はイケメンだったと聞いてる だが…あまり喋らない まるで冷徹極まりない感じだ 「おーい…直央稀?」 「あ、あぁ…ごめん…」 放課後ー 「んじゃ…またな」 「おう、ちゃんと勉強しろよ」 「おう…」 えーと… 確か…ここだったよな がららっ… すごい…本当にここまでするとは なんか申し訳ない気分に陥ってしまいそう…
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