act2 もう1つの始まり

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それだけならオルト達がなんとかカメレオトゥルスを倒したように見えただろう。 だが、この首……。 とんでもなく大きな牙が突き刺さった痕がある。 「……こいつぁ……挟み撃ちよりもヤベェことになってんじゃねーか?」 嫌な予感がする。 それも最上級の。 これに関しては確信があった。 するとインカムから通信が入った。 『ヤバいおあーたん氏!! おるたん氏の……おるたん氏の反応がロストしたお!!』 「……やっぱり……」 『何がやっぱりなんだお!!?』 「俺さ……今日の正座占い……ビリだったんだよね……」 今回ばかりは……素の状態じゃどうにもならねぇかもしれねぇーな……。
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