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そしてあろう事かこちらに放ってきた!
剣は放物線を描きながら飛んできてゴチンという音とともに柄の部分が頭に当たった。
「あうっ!」
そしてその衝撃で指を滑った!
「あっ!?」
そのまま体は穴の奥に落ちていき────。
僕の意識は────そこで途切れた。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「はっ!!?」
僕は慌ててベッドから飛び起きた。
周りを見回してみるがイロハさんの姿は無い。
ひょっとしたら夢だったのか……?
もしそうだとしたらまったく嫌な夢だった。
「それにしてもあんな夢を見るなんて……」
ひょっとして僕、ああいうのに憧れていたのだろうか……。
だが、そこで違和感に気付く。
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