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なんたって僕──
────ずっとボッチで思い出も糞も無いんだよね。
「あっひゃひゃひゃひゃひゃ!! べっ便所飯してたら────かっ顔に……!!」
あ、ついに笑った。
─────回想終了
「あー笑った笑った。ボーヤは実に残念な学校生活を送っていたんだな」
目元の涙を拭いながらイロハさんは言った。
人の過去を見て大笑いって……。
人としてどうかと思う。
あ、この人自称魔王なんだっけ。
けどまだ納得いかない。
この人は本当に僕の記憶を見ることが出来たのか?
「あの、聞きたい事があるんですけどいいですか」
「ん? 別にいいよ」
よしっ。
ここは僕しか答えの知らない質問をしてみることにしよう。
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