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「………と言うと?」
「あたし、不覚にも君の告白にときめいちゃったの」
告白……?
あぁ、今朝のか。
あれは違うものに対しての好きだったのだが、今その事を言えばきっとオレは殺されるだろう。
かと言って、言わないわけにもいかない。
「あの告はーー」
「あたし、ああいうシチュエーションでの告白、結構好きなの。だから付き合ってあげるわ!」
言おうとしたが、北中歩の笑顔に圧され……
「そ、そうか……ありがとう」
オレのへたれ!
ここは断るところだろ!
「じゃ、早速だけど…」
北中歩はオレの腕に抱き付いた。
「これからよろしくね!春秋君♪」
マジかよ……
これを機にオレの学園生活はぶち壊れるのであった。
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