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それから何度デートしたことでしょう。
いや、三回程でしょうか。
そらには一回一回のデートが常に新鮮で
とても初々しかったのを覚えています。
常にドキドキし、緊張していました。
なんだか全てが初めて体験したかの様な。
一ヶ月記念日を迎えた頃には
三枚のプリクラが手元に残っていました。
それを見る度あおを思い出し、微笑ましく思うのでした。
そしてそれからの記憶はあまりありません。
忘れたいという気持ちの表れからでしょうか。
…そう、あおとそらはたったの三カ月で、
別れてしまったのですから。
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