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それからどのくらいやり取りが続いたでしょうか。
あおの話を聞き続け、嫉妬し続けていました。
慣れて好きな気持ちが緩和するかなと
思っていたけれどそれは逆効果で
聞けば聞く程好きな気持ちが募るのでした。
そしてあおから突然、メールが来ました。
彼女に振られたと言っていました。
不覚にも喜んでいる自分を憎みました。
これでは人の不幸を喜んでいるのと同じ。
ああ、最低だ。
自己嫌悪に陥りました。
さあ、どうするべきでしょう。
迷いました。
でも、話を聞いて少しでも
あおの気持ちが楽になれればいいと思い、
話を聞いていました。
その時あおは学校の部活のことやら何やらで
体長が悪かった様で
だいぶ病んでいるみたいでした。
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