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そしてドキドキを胸に
マンションのエレベーターに乗り
あおの待つ場所へと向かいました。
するとあおの後ろ姿が見えました。
いつぶりだろう…。
あの時別れてから初めての再会です。
一番最初に会った時の様に緊張していました。
「な、何してるの…?」
と戸惑いながらあおに話しかけました。
心の中では本当に本当に嬉しくて
飛び跳ねてしまいそうな程でした。
音が聞こえて伝わるくらい、ドキドキしていました。
マンションの下のベンチに座って話すことにしました。
その時は1月。
季節は冬。
当然寒かったのですが、
隣にあおが居ることで、寒さなど忘れていました。
もう二度と会うことなんて無いと思っていました。
きっかけは何であれ、今付き合えているということに
感謝していました。
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