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あおは風邪をひいていました。
だけど辛そうな素振りなんてまるで見せなくて
ああ、この人優しいなと思いました。
すぐ隣にある公園のベンチへ移動しました。
そこであおは、
「移したらごめんね」
と言っていました。
なんのことかその時は言われるまでわかりませんでした。
そして、あおがまた
「…あそこに何かいる、見て」
というような事を言いました。
指さされた方を見ていると、突然ちゅーをされました。
…何ででしょう。
やはりあおとのちゅーは特別なのです。
言ってしまえばとろける様な
頭が真っ白になる様な
とても心地が良いのです。
今まで経験したことのない感触でした。
そらにとってちゅーの相性が良いのでしょうか。
…本当に心から好きだからなのかもしれません。
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